デーリィたぬき通信

たぬきがウシと奮闘するブログ

鹿は朝靄の向こう

こんばんは。

昨日、明け方の街を車で走っていた。
3時半とか4時とかそのあたりの雰囲気は、不思議だ。
ほとんどの人はこの時間寝ている。私だって週1回あるかないかの当番の日じゃなければこの時間には活動しない。
少なくない人が、一生で迎える午前4時のうちの多くを眠ったまま過ごすんだろう。
この間この時間にインスタを開いたら、すすきので働く子が帰り道を配信して、「見てる人全然
いな〜いwww」とはしゃいでいた。
誰も起きていないと思うと、ちょっとテンションが上がる。わかる。

時を戻そう。
大きな国道に出るまであと少し、というところで、路肩にたたずむシカに気づいた。
大きめの牡鹿で、白い角が闇にぼうっと光っていた。
正確には、気づいたというより「鹿だなぁ」と思ったに過ぎず、それが生きてそこにいるとか、飛び出してくるかもとか、全然考えずに風景として鹿を確認し、たいしてスピードも緩めずその脇を通り過ぎた。
通り過ぎた瞬間に鹿は「車だ」と私にお尻を向けてどこかへ歩いていった。
お尻を向けてくれてよかった。鹿は何を考えてるのかよくわからない。車に気づいて神妙な顔でこちらを見ていたかと思うと、こわいよー!という顔をして絶妙なタイミングで路上へ飛び出す。
鹿が動き出した瞬間に風景に魂が宿り、あー!鹿だったー!危なかったー!こっち来なくてよかむたー!と思った。
それでもなんだか神々しくて、なんだか夢だったのではと思う。明け方ならではの光景だった。危なかったな。

そんな感じで、ぽやぽやと終わった2019年。
2020年は人生の転機になること間違いなしなので、後悔のないよう過ごしたいな。
皆さまお世話になりました。来年もよろしくお願いします。