デーリィたぬき通信

たぬきがウシと奮闘するブログ

「反芻のかたち」展に行ってきた

こんにちは。

おとといはセミナー終わりに、楽しみにしていた展示を見に行った。
冨田美穂さんの「反芻のかたち」展。

冨田さんのことは、2017年に開催された「酪農女性サミット」の講演で知った。
自身も酪農に関わりながら、搾乳と搾乳の合間に制作を行っているということで、すごいなと思ったのと、彫ったものを紙に転写するときのアレ(ばれん)が大きいものだと10万以上すると聞いてビックリした記憶。
今回道銀芸術文化奨励賞を受賞なさったので、その記念の展示である。おめでとうございます!

写真がなく残念ですが、冨田さんの作品はとっても緻密で牛の毛一本一本が再現されている。

今回ギャラリー入り口に展示されていた作品は等身大に彫られた乳牛で、腰骨のあたりのへこみや乳房に浮かんだ血管も見たまま再現されている。
右後肢?に巻かれたバンドにも番号が入っていて、そのバンドの部分は太く荒く削ってありゴムの質感が伝わってくる。

入り口に掲示してあったコメントに、「さながら牛の肖像画」とあって、その通りだと思った。
この牛たちが役目を終えたあとも作品は残り続けるし、同じように全国各地で生産を続ける牛たちがいることを感じさせてくれる。
数点の牛たちの版画の他に、冨田さんが描きためた「一日一牛」というハガキサイズのスケッチ群があって、それがまたかわいい!
酪農従事者ならではの視点で切りとられた日常の一コマで、私が特に気に入ったのは、親牛の頭の下をくぐるシーンのものと、子牛の背中にまたがったのかな?っていうアングルのもの。
お気に入りの子ばっかり描いちゃうんです、っておっしゃっててよく見たら斑紋が同じ子がたしかに何枚か描かれていて、牛への愛を感じた。

今回の展示はあと2時間で終わってしまうけど、また機会があれば是非見に行きたい。
中標津にある佐伯牧場さん内に常設で展示してあるようだ(現在は冬季休業中?)。
小清水ツーリストセンターではポストカードも取り扱っているよう。今回私も一セット購入🐄もったいなくて使えないけど!

冨田さんともお話しできてよかった。
反芻といえば、まだちっちゃい、反芻の必要なんてなさそうな子牛が分かってます感出しながら反芻してるのがかわいい。
搾乳牛がパーラーで搾乳されながらモッモッてしてるのもかわいい。

そのあとは千歳で飲み、昨日は一日当番でへとへと。
今日は昼まで寝ていてぼちぼち出かけるかなぁ。明日からまた仕事とは憂鬱だ🙄

がんばろう。