デーリィたぬき通信

たぬきがウシと奮闘するブログ

観劇ログ【パリのアメリカ人 190209マチネ@東急シアターオーブ】

こんばんは。
今日は出張で日高→北見と移動の多い一日。
早出で470km運転はきつい。途中占冠PAで1時間くらい仮眠した笑

さて、記憶が薄れてしまう前に、【パリのアメリカ人】の記録を。
もともとのお話も知らない上に初見なのでレポートではないことをご了承ください。
まずはキャストから。
衝撃のキャス変で小林唯くんがちょうどこの週だけ抜けるという…
ガンバのときもチケット取れた日いつも唯くんじゃなくて分部くんで、本当に縁がない。
結局ガンバは日程も合わず2回くらいチケット譲ったなあ。
最後に唯くんを観たのは2017年の大阪キャッツのスキンブルだ。あれは奇跡的だった。
あのときは横井コリコだったっけ。そして政所パス。
記憶がなくなるからキャストをエクセルにまとめようかな。
いかんこのままではキャッツ話になってしまう。

● キャスト

ジェリー・マリガン 酒井 大
リズ・ダッサン 石橋 杏実
アダム・ホックバーグ 俵 和也
アンリ・ボーレル 加藤 迪
マイロ・ダヴェンポート 岡村 美南
マダム・ボーレル 秋本 みな子
ムッシュー・ボーレル 味方 隆司
オルガ 木村 智秋
ミスターZ 金久 烈

【男性アンサンブル】
吉岡 慈夢
ツェザリ モゼレフスキー
照沼 大樹
田中 勇人
皆川 知宏
鈴木 怜央
渡邉 寿宏

【女性アンサンブル】
篠原 真梨子
吉村 菜奈子
森田 美穂
武田 恵実
塩住 珠希
村上 今日子
森 真琴
平井 佑季

今回の 席はわりと下手寄りだったので、上手の方がよく見えない部分もあった。
事前知識は本当にゼロに等しく、ガーシュインの曲を使っていること、3人の男がひとりの女性を巡るお話、アイ・ガット・リズムは知ってる、その程度。
そしたらストーリーがいまいち掴みきれず…プログラムのあらすじを読んでから観たけどついていくのに精一杯という感じで、全くの初見だったら絶対途中でハテナになってた。笑
そして思ったよりナンバーが少なく、踊りで魅せる場面が多いミュージカルだった。
あと、映像!映像をフルに使ってる四季作品観たの初めてだったから新鮮だった。
セーヌ川の映像が一回抽象的なものになった!
停電のあと自転車を漕いで発電するシーンでなんでか泣きそうになった。

石橋さんリズの華奢なこと…!これは守ってあげたくなるよね。
バレエももちろんのびやかで素敵だった。
パリのアメリカ人でのバレエは、クラシックバレエではなくもう少しモダンというのか、他のダンスの要素があるというのか…だから、観ててそこまで違和感がなかった。
アンデルセン」でのゴリゴリのバレエシーンはなんというか身体つきがバレリーナではなくダンサーのそれなのでなんとなく違和感があって。
木村さんはグリザベラのイメージだったんだけど、「あなた、背が高すぎるわ。摩天楼にでもなっていたら。出ていきなさい。」っていうピシャリとした演技もサマになっていて、すらっとしていて格好よかった。
岡村さんはなんというか圧巻だよね。オーラがある。声も素敵だし歌も迫力があって聞きごたえ十分。ジェリーに最初に見せる余裕たっぷりの表情と、ジェリーの気持ちが自分にないとわかってから作る余裕のあるような表情がちゃんと違う。
仮面舞踏会のシーンの「ゲームよ!」の一声が今でも頭の中に残っている。
フィナーレでも岡村さんが挨拶したときの拍手がひときわ大きく、人気を感じた。だってすごいもの。

酒井さんジェリー、あれはモテる。まっすぐな人はモテるよね。
自分の大切な人が義務感から結婚することを許せず、その気持ちを本人にぶつけるのがえらい。
香水売り場で踊るシーンもそうだけど、周りを巻き込んで自分のペースにできる人は強い。

俵さんアダムがなんでリズを好きになったのかいまいち分からなかった。
最初と最後がアダムの語りで終わるけど、この物語は全部アダムの回想ってこと…?

加藤さんアンリは安定。
ていうか私の中で加藤さん=マンカストラップ、小林唯くん=スキンブルで、
マンカストラップとスキンブルは全然違う猫だと思うし加藤さんと唯くんの見た目も違うから、
唯くんが演じたらどうなるのかますます気になった、というか唯くんで観られなくて悲しくなった(まだ言う)。
レジスタンスってなんだろうと思って調べてみたら、反ナチスの活動のことを言うのね。
加藤さんアンリは純粋でシンプルに優しくて思いやりがあって、リズが結婚を悩むもよくわかる。
ナイトクラブでのオーディションで、未来の大スターになったところを想像してキラッキラの女の子たちと踊るシーンよかった!ああいうの大好き。
アンリにはあのままショーマンとして成功して幸せになってほしいな。

この作品の大きなテーマは「自由」で、みんなそれぞれの自由を求めているんじゃないかなと思う。
リズは、周囲の期待に応えるのではなく思ったとおりに生きる自由を。
アンリは、両親に敷かれたレールを脱線できる自由を。
ジェリーは、愛し合うふたりが一緒になれる自由を。
アダムは…ちょっと掴めないけど笑、
マイロは、金銭の絡まない自由を。
アンリの両親は、世間体を気にしない自由を。
戦争が終わり、自由を享受できる時代が来たはずなのに、まだ爪痕が残る。
そんな中で自由を求めて奮起する若者たちの姿が美しく描かれたミュージカルだった。
ウィキッド、ウェストサイド物語もそうなんだけど、このミュージカルも「人種差別」が根底にあって、私たち日本人は人種差別を肌で感じてない人が多いから(私含めて)、ちょっと刺さりにくいのかなと思った。

今後はナンバーも聞き込んで、もう一度じっくりみたい。
アンサンブルの衣装がどのシーンも素敵だった!
シアターオーブでは3月8日まで、そのあと横浜、KAAT(神奈川芸術劇場)で3月19日から5月31日まで上演するので、興味のある方はぜひ!まだまだチケットあるみたい。

チケット&スケジュール Ticket & Schedule|『パリのアメリカ人』作品紹介|劇団四季

今日のところはこのへんで。おやすみなさい。